カブのピストンです。厳密には今僕がメインで乗ってる初代角目のカブのピストンになります。
私の現在の愛車はカブ50スーパーデラックス(SDX)。
スーパーデラックスってグレードは聞いたことない人も多いのではないでしょうか?
簡単に言うと初代角目カブがSDXになります。カブの角目はスーパーデラックス→スーパーカスタム→カスタムとグレード名が変わったんじゃなかったかな?記憶違いだったらすみません。
このSDXはカブ史上最高出力を誇るエンジンで最高出力5.5PSという今では考えられないエンジンです。
しかも販売期間がわずか10ヶ月という珍モデルです。
上の画像は買ってノーマル状態を堪能した後、OHのためにエンジンをバラした時のものです。
結構カーボン付着してますがこれでもノーマルエンジンに当時体重100kgの私が乗ってもここでは書けないような速度が出てました。
50ccとは思えないような粘りのあるトルクで、それが下から上は10000rpm超えるまで続くんです。
そんなエンジンのピストンです。パッと見普通のこ汚い横型12Vのピストンに見えますよね?
私も最初はそうだと思いました。けどよく見ると・・・
左が12Vカブ50で右がSDXのものです。ピストンピンでつなげて比較してみました
ほぼ一緒と思えそうですが、ここでわかりやすく定規を当ててみます。
ピストン頭頂部の凹みの深さが違いますね。
普通の12Vキャブ車にこのピストンを使うとプチハイコンプピストンとして使えると思います。私はSDXでしか知りませんがひょっとしたら他にも純正採用されてる車種もあるかもしれませんね。
本当は重さも測ったと思うのですが、資料紛失中です。
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